かわかもがわ

再び始まる日々の備忘録

Ubuntu11.10とWindowsVistaのデュアルブートの覚書的何か

タイトルどおり、1つのPCで2つのOSを共存させるデュアルブートをやってみたので覚書的に記事化してみる。

学校とかでLinux環境 を触る機会が増えてきたのとか、あったほうがいろいろなことができそうでおもしろそうなのとかでLinuxOSの入ったPCが欲しかったのですが、3月に 新しいパソコンを入れて以来我が家で放置されているふるいノートパソコン(WindowsVista)がせっかくあるので、この眠ってるパソコンに Linux(の一種であるUbuntuのOS)を入れることで実用的に使えるように整備しました。

新しいノートパソコンの方でやってもよ かったのですが「Linux専用機」っぽいのがほしかったのといろいろしくったときとかを考えてせっかく残ってる古いPCを再利用することとしました。 LinuxはHDDやCPUの性能がよくなくてもそれなりに動いてくれるのでそれもあります。また、VistaVistaで残しときたかったので共存さ せておいています。(仮想化技術を利用したOSの共存VMware)も試してみたのですが微妙だったので諦めました)

Ubuntuの方もいろいろなソフトを入れたりしていろいろなことがしたいので何か新しいことができたらまた記事にしたいと思います。

以下、手順の覚書。長い。

手順としては、古いPCを整理→新PCでOSの入ったインストール用USBメモリの作成→インストール→Windows側で設定って感じ。家にまともなCD-RがなかったのとかでOSは某校の卒業記念品のUSBメモリ(4GB)に入れてインストール。

1.古いPCの整理
Dドライブを空けてUbuntu用のスペースを確保。もっとも今までだいぶ詰め込んでた部分もあるのだけども。
このステップはこれのみ。ついでにCドライブも綺麗にして余計なソフトをガンガンアンインストール。

2.インストール用USBメモリ
・まずは、Ubuntu公式サイトより日本語remixCD(だっけ)のisoファイルをダウンロードする。自分の場合バージョンは11.10。

・UNetbootinを利用してUSBメモリにOSの入ったisoファイルを焼く。起動するとdistributionとかdiskimageとかcustomとか3つの焼き方から選択することができるがdiskimageにチェックし横のボタンで落としてきたisoファイルを選択。

type:USBdrive、USBメモリの場所を指定しOKを押し、再起動の表示が出るまで待機。
再起動と終了を選ぶダイアログが出たら終了を押しUSBを抜く

3.インストール
バックアップなりリカバリーディスクはなるべくならば作っておいた方がいいみたい

画像つきの参考URL

・ USBを普通につないで旧PCを起動するとVistaが普通に起動して何も起こらない。。。Ubuntuが入ったUSBメモリWindowsが入ってい るHDDより先に起動するように起動順序を変更してあげる必要があるので、BIOS設定でデバイスの起動順序を変更する。まず電源を入れた直後のPCメー カー名が出る画面でF2を押しBIOSの設定画面に移動する。bootだとかデバイスだとか(機種によって違う)の項目に移動しHDDの起動順序の変更の 項目を探し、画面下のキー操作方法を見ながら変更を行う。

・保存して終了するとUbuntuが起動するのでデスクトップっぽいとこにあるインストールプログラムを起動する。なお、無線接続の設定をしていないと接続の設定が要求される。アップデートとかソフトウェアのインストールは後回しにできるので後回しにする。

・ WindowsVIstaを既にHDDに入れるとディスク領域の割り当ての項目が表示されて、上書きするかどうかを聞かれるので「それ以外」を選択する。 調べてないが間違えたらもしかしたらまずいかもしれない。すると、パーティションの割り当て(OSを2つ入れる上でHDDの分け方)の設定の項目に移動す る。

パーティションの分け方は一番いろいろ面倒くさいので記事を参照。1つのHDDに対して4つまでしかパーティションが作れない点などに注意し間違えないように作業を進める。間違えて削除してしまうとWindowsのデータが消えてしまう可能性がある。
自分の場合は
cドライブ→そのまま残置
Dドライブ→削除
リカバリ領域1(大)→そのまま残置
リカバリ領域2(小)→削除
として、取り除いたDドライブとリカバリ領域のうち1.5GBほどをスワップ領域(メモリ不足の時に余裕を持たすためのHDDのスペース?)、残りをUbuntuインストール用の論理パーティションとしました。あんまり自信がない。
区分けが終わったらDevice for boot loader installation:より、インストール用のパーティションを選択する。
間違えてcドライブなどに書き込んでしまうと上書きされてしまうためWindowsのデータが消えてしまう可能性がある。

・OKを押すとインストールが始まる。タイムゾーン、パスワードなどの設定を行いしばらく待つ。おわったら再起動する。再起動するとUbuntuとかかれた画面(参考URLとは異なる)が出てくるので内容を確認しEnterキー。

4.Windows側での設定
・Enterキーを押すとVistaが通常起動。EasyBCDをダウンロードし起動。いろいろ不自由な日本語で登録をすすめられるのでチェックを外してソフトのみインストール。EasyBCDの設定参考URLを参考に設定を行う。